「大手ハウスメーカーで安いのはどこ?」
「大手ハウスメーカーで建築したいけど金額が高いのはイヤ・・・」
「安心の大手メーカーでとにかく安く住宅を建築したい・・・」
✅こんな悩みを解消します。
日本を代表する大手ハウスメーカーを独断と偏見でハウスメーカー勤務の角刈りが語る。
【1位は意外?】大手ハウスメーカー安い順ランキング
ランキングの根拠は住宅産業研究所各種資料
住宅産業研究所の各種資料は有料で提供されているため確認したい方は住宅産業研究所にて、
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※各社商品タイプにより価格に幅があるため、各社の一番売れている商品でランキングを作成します。
大手で安いハウスメーカー①:ヤマダホームズ
ヤマダホームズはヤマダホールディングスの子会社
ヤマダホールディングスの傘下にはヒノキヤグループも存在する
ヤマダホームズはレオハウスを吸収合併しておりローコストの商品も展開しているよね。
坪単価は64万円ほど
断熱材は床壁天井それぞれ9〜10センチ程度で住宅性能は低い。
ヤマダホームズで建築する場合も坪単価の安さを最大限発揮すべく
標準仕様をフル活用しよう
全館空調で有名なZ空調がオプション搭載可能
しかし、長く住むことを考えると全館空調はメンテナンスコストがかかる点と
電気代が高くなる点を考えて搭載するのをやめておこう
大手で安いハウスメーカー②:アイフルホーム
アイフルホームはLIXIL住宅研究所が運営するフランチャイズグループ
商品タイプはFAVOシリーズ
坪単価は75万円ほど
特徴は大手ハウスメーカーで安く住宅を建築できること
もし不動産業界のプロがアイフルホームで住宅を建築するとしたら
標準仕様で建築する。
太陽光や蓄電池もオプションで採用可能だが、
アイフルホームで建築する場合は太陽光発電と蓄電池はつけない方がお得
とにかく初期費用の安さで選ぶべき
アイフルホームでは初期費用0円で太陽光設備を搭載できる「建て得」も採用可能
建て得の詳細は、【建て得】実質0円太陽光のメリットとデメリットで確認ください。
大手で安いハウスメーカー③:一条工務店
ギネス記録認定の世界で一番選ばれているハウスメーカー
世界で一番選ばれている理由は性能が高いから
一条工務店で一番選ばれている商品は「i-smart」
坪単価は76万円ほど
もし、不動産のプロが一条工務店で住宅を建築するのであれば、
性能が高いメリットを最大限発揮する。
太陽光蓄電池もフルで搭載することで、ハウスメーカーで唯一「住宅を建築して稼ぐ」ことが実現できる。
大手で安いハウスメーカー④:タマホーム
大手ローコストメーカー「タマホーム」
タマホームで一番選ばれている商品は「大安心の家」
「大安心の家」の坪単価は79万円ほど
特徴は初期コストを抑えて住宅を建築できること。
もし、不動産のプロがタマホームで住宅を建築するとしたら、
オプションは何一つつけない
タマホームでは太陽光もつけない、蓄電池もつけない
とにかく安い「箱」を買うと考えて住宅を建築する
初期費用を抑えた住宅を建築したいのであればタマホームに性能を求めてはいけない
大手で安いハウスメーカー⑤:三井ホーム
メインは富裕層向けと医院建築の三井ホーム
一般戸建て住宅は上位、中間、下位と大きく3パターンの商品に別れている。
一番選ばれているのが中間層の商品で、坪単価は84万円ほど
公式ホームページで確認してもどの商品がどの価格帯か非常にわかりづらい
ハウスメーカー全般に言えることだが、どのメーカーもなるべく、
わかりづらくすることで金額を安く錯覚させるのが常套手段
数多くある商品がよくわからないところで変更される
一般の消費者からすると、値引きをしてもらえたように感じるが、
実は商品タイプが変更されて金額を落としている。
大手で安いハウスメーカー⑥:セキスイハイム
軽量鉄骨住宅を工場で作り上げるセキスイハイムは、
「あったかハイム」のCMでお馴染み
ここから一気に単価が上がります。
セキスイハイムが提供するメインの商品は「スマートパワーステーション」
坪単価は93万円ほど
もし、不動産業界のプロがセキスイハイムで住宅を建築するのであれば、
注文住宅ではなく、セキスイハイムが進める街つくりの中の物件を選ぶ
超大手ハウスメーカーの売りは、山を切り開いて街を作れること。
セキスイハイムでもセキスイハイムタウンが存在する。
大手で安いハウスメーカー⑦:日本ハウスホールディングス
「環境にやさしい脱炭素社会の住宅」がコンセプトの日本ハウスホールディングス
直近で一番選ばれている商品は「雅」
坪単価は93万円ほど
おすすめポイントは「24時間対応のコールセンター」
大手で安いハウスメーカー⑧:トヨタホーム
トヨタホームの主力商品は「スマートステージ」
坪単価は97万円ほど
トヨタホームも力を入れているのは街づくり
産学官5者連携による街づくりも推進中と規模が大きい
今後、自動宅配や次世代モビリティシステムの導入など夢のある計画の進行も眼が離せない
大手で安いハウスメーカー⑨:大和ハウス
大和ハウスがメインで販売している商品は「ジーヴォΣ」
坪単価は104万円ほど
軽量鉄骨の構造が武器
大空間のリビングを作りたい人はジーヴォΣはもってこい
天井高も2m72cmと圧巻の大空間を作りたいなら大和ハウス
大手で安いハウスメーカー⑩:スウェーデンハウス
オリコンランキング推しの「スウェーデンハウス」
一番選ばれている商品は企画型住宅の「ヘンマベスト」
坪単価は105万円
注文住宅になると坪単価110万を軽く超える
不動産のプロからするとスウェーデンハウスで住宅を建築することは「金持ちの道楽」
お金に余裕がある方が趣味で建てる住宅にはもってこい。
ハウスメーカーでお得な住宅を見極める方法
ハウスメーカーを比較検討して住宅を建築したいのであれば「生涯にかかるコスト」を考える必要がある
今回ご紹介してきたようにハウスメーカーの単価はピンからキリまで。
単価だけでハウスメーカーを選ぶなら坪単価が一番安いハウスメーカーが一番売れているはずだが。
現実に今一番選ばれているハウスメーカーは「一条工務店」
理由は単純で長く住宅に住むことを考えた時の、
冷暖房費用とメンテナンス費用、太陽光発電の収益を考えた生涯コストが1番安いハウスメーカーだから
もし、住宅を購入しても転勤が多く一生居住するわけではないのであれば、目先の金額が安い方が良い
もし、お金に余裕があって趣味で建てる家なら大手ハウスメーカーで「城」を建てるのも一つの考えだろう
このように、皆さんが置かれている立場によって必要な住宅のあり方は変わる。
まとめ
長く住む住宅を検討するのであれば、初期費用が安いだけでなく
「トータルコスト」で考えることが重要
住宅にかかる3つの費用を理解して本当の意味で安い住宅メーカーを選ぶべきっしょ
- 住宅ローン
- 冷暖房費用
- メンテナンス費用
ほとんどの人は目先の住宅ローンだけで判断しちゃうでしょ。
だから、築10年未満でも「建て替えしたい、、、だって寒いし電気代高いしカビ生えてるし、、、」みたいな動機で住宅展示場に相談に来るんだよね。
大きい金額で住宅ローン組むんだから、目先の金額に惑わされるんじゃなくてトータル金額を比較しないと大きな金額を損する。
せっかく家建てるなら「得」したいでしょ?
得する家づくりはLIFULL HOME’Sを活用すると見つかる。
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