ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅よりも安く家を建てられる住宅のことです。
初期費用が安いので、若い世代やリタイア後の方にも人気があります、、、いや、ありました。。。
しかし、最近は建築資材の値上がりや住宅需要の増加などにより、ローコスト住宅も価格が高騰しています。
もはやローコストではないのでは???
現場の肌感的には各ハウスメーカーの平均価格は20%程度上昇してる感じ。
そこで、この記事では、ローコスト住宅のメリットとデメリット、価格が高騰している理由と今後の見通し、人気メーカーの特徴や口コミ、坪単価などを紹介します。
また、限られた予算で家を建てる方法や注意すべきこともお伝えします。
ローコスト住宅でも快適に暮らすためには、どうすればいいのでしょうか?
ローコスト住宅とはいえ、今時、込み込みの坪単価は100万円くらいが相場。注意しないといけないのは、初期費用が安い住宅は、入居後の冷暖房費用が高かったり、メンテナンス費用が高かったりする。だから、初期費用が安いという理由で、ハウスメーカーを比較すると失敗する。実際、初期費用が安い住宅を建築して、電気代に苦しんでいる人や、メンテナンス費用に苦しんでいる人は多数。ローコスト住宅の営業マンに騙されないために必要なことは角刈りが配信!
ローコスト住宅のメリットとデメリット
ローコスト住宅には、メリットとデメリットがあります。
それぞれについて見ていきましょう。
メリット:初期費用が安い
ローコスト住宅のメリットは、初期費用が安いことです。
一般的な注文住宅では、坪単価は70〜100万円程度ですが、ローコスト住宅では60〜80万円程度で家を建てられます。
例えば、30坪の家を建てるとしたら、注文住宅では2,100〜3,000万円かかりますが、ローコスト住宅では1,800〜2,400万円で済みます。
初期費用が安いということは、自己資金やローンの負担も軽くなります。
また、予算に余裕があれば、オプションやカスタマイズもできます。
デメリット:省エネ性能や耐久性に劣り生涯コストが高い
ローコスト住宅のデメリットは、省エネ性能や耐久性に劣ることで、生涯コストが高くなる可能性があることです。
省エネ性能に劣るということは、冷暖房費や光熱費が高くなるということです。
ローコスト住宅では、断熱材や窓ガラスなどの性能が低い場合があります。
そのため、夏は暑く冬は寒くなりやすく、快適な室温を保つためにエアコンや暖房器具を使う必要があります。
耐久性に劣るということは、修繕費やリフォーム費が高くなるということです。
ローコスト住宅では、建築資材や設備が安価なものを使っているため、劣化しやすかったり故障しやすかったりする場合があります。
そのため、定期的にメンテナンスや交換をする必要があります。
これらの費用を合計すると、初期費用が安いローコスト住宅でも生涯コストは高くなる可能性があります。
生涯コスト比較
省エネ性能や耐久性に優れているハウスメーカーであれば、生涯コストは抑えられる場合もあります。
以下の表は、ローコスト住宅と注文住宅の生涯コストの比較例です。
項目 | ローコスト住宅 | 注文住宅 |
---|---|---|
初期費用(30坪) | 2,100万円 | 2,400万円 |
住宅ローン(年額) | 約72万円 | 約82万円 |
冷暖房費(年間) | 30万円 | 20万円 |
修繕費(年間) | 10万円 | 5万円 |
生涯コスト(30年) | 3,360万円 | 3,210万円 |
この表はあくまで一例であり、実際の費用は家の性能や状態によって異なります。
しかし、ローコスト住宅と注文住宅の生涯コストは、住めば住むほど逆転現象の対象になる場合があります。
ローコスト住宅のメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。
- メリット:初期費用が安い
- デメリット:省エネ性能や耐久性に劣り生涯コストが高い
ローコスト住宅を選ぶときは、これらの点をよく考慮する必要があります。
ローコストが良いかどうかは、それぞれ置かれている状況により異なるの。
記載した通りで、長く住む住宅を検討するのであれば生涯コストを計算する必要があるのは、なんとなくわかるでしょ?
でも、人によっては、「まーとりあえず子供が家を出るまで住める家でいいかな、、、」とか「転勤あるし一生ここに住むことはないけど子供のためにとりあえず、、、」みたいな方は、初期費用を抑えることに注力したほう良いよね。
ローコスト住宅の価格が高騰している理由
ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅よりも安く家を建てられる住宅のことです。
しかし、ローコスト住宅の価格も高騰してきています。
その理由には、主に以下の3つが挙げられます。
建築資材の値上がり
ローコスト住宅の価格を決める要素のひとつが、建築資材の価格です。
木材や鉄鋼、プラスチックなどの建築資材は、国内外の需要と供給のバランスや原材料価格の変動によって値上がりしたり値下がりしたりします。
特に2020年以降は、世界的に建築資材の需要が急増し、供給が追いつかなくなったことで、建築資材の価格が高騰しました。
例えば、木材は輸入木材が手に入りにくい「ウッドショック」、鉄鋼は鉄鉱石などの原材料価格の高騰 、プラスチックを用いた建材や住宅設備は原油価格の上昇 により、それぞれ値上がりしています。
これらの値上がりを受け、同じ広さ・仕様の家を建てるとしても以前より10~15%高くなっていると思います。
まー
ローコスト住宅に限った話ではないんだけどね。
超大手もローコストも、結局自社工場で、住宅設備を製造している会社なんて一条工務店くらい。
基本、ハウスメーカーが作っているのって「壁」なんだよね。
つまり、どの会社も値上がりしてる。
超大手もローコストも、各設備会社から仕入れて住宅を組み立てている会社は値上がり必須。
この仕組みが理解できないとお得に家作りできないよね
住宅需要の増加
ローコスト住宅の価格を決める要素のもうひとつが、住宅需要です。
住宅需要とは、家を買おうとする人々の数や意欲のことで、住宅需要が高まれば、住宅価格も上昇する傾向にあります。
在宅勤務が増えたことで、広く快適な家に住みたくなったり、集合住宅の音が気になったりして、戸建住宅へのニーズが一気に高まりました。
円安や国際情勢の影響
ローコスト住宅の価格を決める要素として忘れてはならないのが、円安や国際情勢です。
円安とは、日本円が他国通貨に対して安くなることで、円安になると、輸入品や海外旅行などが高くなります。
日本では、建築資材や設備機器の多くを輸入に頼っているため、円安になると、これらの価格も上昇します。
また、国際情勢もローコスト住宅の価格に影響を与えます。
これらの不安定な状況が続くと、ローコスト住宅の価格も上昇する可能性があります。
ローコスト住宅オススメ3社
ローコスト住宅オススメの3社について、口コミ、坪単価をまとめていきます。
タマホーム
タマホームは、20代でも建てられるローコスト注文住宅というコンセプトの最大手ローコストメーカー。
坪単価の目安は66万~79万円。
口コミでは、担当者の人柄や信頼度が高く評価されています。
一方で、オプション価格が高いという不満や、施工不良やアフターサービスの問題があったというクレームもあります。
ヤマダホームズ
ヤマダホームズは、自由設計の注文住宅を提供するハウスメーカーです。
坪単価の目安は58万~64万円。
口コミでは、価格や性能に対する満足度が高く評価されています。
一方で、営業マンや施工管理者の対応や技術力に不満を持つ人もいるようです。
パパまる
パパまるは、規格型住宅を提供するハウスメーカーです。
ヒノキヤグループの傘下にあるため、「Z空調」(全館空調)などのグループ商品を取り入れることができます。
屋根裏を収納スペースにするなど、無駄なく使える空間づくりに特徴があります。
坪単価の目安は59万円程度。
口コミでは、コストパフォーマンスや標準装備の充実度が高く評価されています。
一方で、設計やデザインの自由度が低いという不満や、耐震等級の表記が無いという疑問もあります。
ローコスト住宅を選ぶときに注意すべきこと
ローコスト住宅は、一般的な注文住宅よりも安く家を建てられる魅力的な選択肢です。
しかし、ローコスト住宅にはメリットだけでなくデメリットもあります。
そのため、ローコスト住宅を選ぶときには、以下のようなことに注意する必要があります。
希望の設備を取り入れることができるか確認する
ローコスト住宅のメーカーは、標準仕様やプランを決めておき、同じものを量産することでコストを抑えています。
そのため、設備やデザインの自由度は限られています。
例えば、キッチンやバスルームのタイプや色、床材や壁紙の種類や柄などは、メーカーが用意した中から選ぶことになります。
もし、希望の設備やデザインが標準仕様にない場合は、オプションやカスタマイズをすることになりますが、それには追加費用がかかります。
また、メーカーによってはオプションやカスタマイズの幅が狭い場合もあります。
そのため、ローコスト住宅を選ぶときには、自分の希望に合った設備を取り入れることができるかどうかを事前に確認する必要があります。
また、オプションやカスタマイズをする場合は、その費用も予算に含める必要があります。
将来的にかかる費用も考慮する
ローコスト住宅のメリットは、初期費用が安いことです。
しかし、初期費用だけでなく、将来的にかかる費用も考慮する必要があります。
ローコスト住宅は、省エネ性能や耐久性に劣ることで、生涯コストが高くなる可能性があります。
省エネ性能に劣るということは、冷暖房費や光熱費が高くなるということです。
耐久性に劣るということは、修繕費やリフォーム費が高くなるということです。
これらの費用を合計すると、ローコスト住宅でも生涯コストは高くなる可能性があります。
そのため、ローコスト住宅を選ぶときには、初期費用だけでなく、将来的にかかる費用も見積もって比較する必要があります。
また、省エネ性能や耐久性を向上させるための投資も検討する必要があります。
ローコスト住宅の正しい選び方
ローコスト住宅は、一般的な注文住宅よりも安く家を建てられる魅力的な選択肢です。
しかし、ローコスト住宅にはメリットだけでなくデメリットもあります。
そのため、ローコスト住宅を選ぶときには、正しい選び方をする必要があります。
正しい選び方とは、以下のようなことです。
性能を求めない。
ローコスト住宅は、価格を抑えるために、建築資材や設備の品質や性能が低い場合があります。
そのため、省エネ性能や耐久性に劣ることで、生涯コストが高くなる可能性があります。
もし、高い性能や品質を求めるのであれば、ローコスト住宅はおすすめできません。
一般的な注文住宅や高性能住宅の方が、将来的に得するかもしれません。
ローコスト住宅を選ぶときには、性能を求めないことが大切です。
標準仕様やプランに満足できるかどうかを確認しましょう。
また、オプションやカスタマイズをする場合は、その費用も予算に含めましょう。
ローコストに性能を求めるとか中途半端でしかない。
せっかくのローコストなんだから無駄な足掻きで、性能を高めるのではなくて、とにかく初期費用を安く建てることだけを考えて!
とにかく、ローコストの標準仕様で建てる。
そうでないと、契約後の打ち合わせで金額が上昇し続ける。
結果、「なんだ、ローコストじゃなくてもよかったやん」ってなりがち。
とにかく安いことを活かす
ローコスト住宅のメリットは、初期費用が安いことです。
初期費用が安いということは、自己資金やローンの負担も軽くなります。
また、予算に余裕があれば、オプションやカスタマイズもできます。
ローコスト住宅を選ぶときには、とにかく安いことを活かすことが大切です。
自分の希望やニーズに合わせて、最適な家を選びましょう。
また、将来的にかかる費用も見積もって比較しましょう。
ローコスト住宅で契約後に断熱性能を高めるためにオプションを重ねていくことだけはやっちゃいけない。
それではローコスト住宅で建築するメリットの初期費用が安いことがいかせない。
だから、
設備もオプションでどんどん追加していくならローコストではないメーカーを選ぶ方が、長期的にメリットでかいでしょ。
まじでさ、標準で建てればローコストなのに、オプション追加してったら意味ないからね。
とにかく初期費用が安いことを、生かさな損
ローコスト住宅は今が買い時?
年々増加する社会情勢を考えると、いつでも今が買い時
買うならね。
買うなら早い方がいい。
逆に、買うか買わないか、何があなたに合っているかの判断は早い方が経済的損失は少なくて住む。
ローコスト住宅のメリットは、初期費用が安いこと。
初期費用が安いということは、自己資金やローンの負担も軽くなります。
ローコスト住宅のデメリットは、設計の自由度が低いことや、設備や機能性が限定的なことです。
また、省エネ性能や耐久性に劣ることで、将来的にかかる費用が高くなる可能性があります。
以下のような場合にはローコスト住宅を検討する価値があります。
- 一生住むための家づくりを検討しない場合
- 転勤が多い場合
- 設備やデザインにこだわらない場合
逆に、以下のような場合にはローコスト住宅はおすすめできません。
- 高い性能や品質を求める場合
- 自由度の高い設計をしたい場合
- 設備やデザインにこだわりたい場合
ローコスト住宅を選ぶときには、自分の希望やニーズに合った設備を取り入れることができるかどうかを事前に確認する必要があります。
また、初期費用だけでなく、将来的にかかる費用も見積もって比較する必要があります。
さいごに
ローコスト住宅は、一般的な注文住宅よりも安く家を建てられる魅力的な選択肢です。
しかし、ローコスト住宅にはメリットだけでなくデメリットもあります。
そのため、ローコスト住宅を選ぶときには、自分の予算やニーズに合わせて最適な家を選ぶことが大切です。
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