こんな悩みを解消します。
不動産業界の中に10年以上在籍している筆者が本音で解説を進めていきます。
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物件検討の第一歩は失敗しない資金計画をすること。
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ウッドショックの影響受けるハウスメーカーの見極め方
まずは大前提「ウッドショックの影響がないハウスメーカーは存在しない」
いいえ
全部のハウスメーカーがウッドショックの影響で値上げをしています。
ウッドショックの影響がないハウスメーカーが存在しない理由
住宅を建築する上で木材を使用しないことがあり得ないから。
木材が値上がりしてる中で木材を使用している住宅が値上がりしない理由がない
値上がりしないハウスメーカーもどこかにあると思い込みたい気持ちもわかりますよ。
とはいえ、ウッドショックの影響が少ないハウスメーカーはもちろん存在しますよ。
ウッドショックの原因
いわゆる「ウッドショック」と言われているような輸入木材の製品価格については、アメリカにおける住宅着工戸数の急増、中国の木材需要増大、また、世界的なコンテナ不足による運送コストの増大等により、高騰しているということで、国産材の代替需要が発生しており、国産材の製品価格も大変上昇しています。
国土交通省 大臣会見より引用
こうした状況の中で、大手事業者でも同様ですが、特に中小工務店に対する影響が大きいものと受け止めております。
世界の住宅需要、運送コストの増大が影響している結果で木材が高騰していることが見えてきます。
ウッドショックの影響を受けにくいハウスメーカーの見極め方
結論、ウッドショック発生前の安い時に大量の木材をストックできていたかどうか
ウッドショックが騒がれる前の、安い木材を大量に仕入れておけるメーカーは強い
では、どんなハウスメーカーがウッドショックの影響を受けにくいのか?
ウッドショックの影響を受けにくいハウスメーカーは、大量ストックができるハウスメーカー。
つまり大手。
逆を言えば
小さいハウスメーカーであればあるほど、ウッドショックの影響は大きい。
だって、木材をストックしておけないですからね。
ウッドショックの影響を受けにくい大手ハウスメーカーTOP5
大量仕入れをできるメーカーの特徴は売れ行きの良いハウスメーカー
売れ行きの良いハウスメーカーを上から順に3社掲載していきましょう。
売れ行きの良いハウスメーカーの根拠は、住宅産業研究所資料
尚、住宅産業研究所の資料は有償で提供されている資料につき原本の掲載は控えさせていただきます。
ウッドショックの影響を受けにくいメーカー①一条工務店
なによりも住宅工場規模が世界一なのはウッドショックの影響を受けない要因の一つ。
どのハウスメーカーよりも売れているからこそ、工場を大きくすることができる。
工場を大きくすることで大量のストックを保有できることも強み
さらに自社製造につき標準仕様のグレードが超高性能なハウスメーカー
住宅産業研究所データによると坪単価は60〜80万円ほど
ウッドショックの影響を受けにくいメーカー②タマホーム
来場予約でQUOカードをプレゼントすることでWeb集客にも注力している
ローコストのハウスメーカーといえばタマホーム
20代の家をテーマにターゲットも絞り込んで成約棟数も好調に推移しているハウスメーカー
住宅産業研究所データによると坪単価は60〜80万円ほど
ウッドショックの影響を受けにくいメーカー③積水化学工業
主力商品は軽量鉄骨住宅。
工場生産でとにかく早く新しい住宅に住みたい方にはオススメ。
超大手積水グループにつきアパート事業、まちづくり事業も展開している。
住宅産業研究所データによると坪単価は80〜100万円ほど
ウッドショックの影響を受けにくいメーカー④積水ハウス
商品タイプも20種類を超えており、やりたいことイメージする理想が多い人にオススメ
積水化学工業と同じく超大手につきアパート事業、まちづくり事業も展開
住宅産業研究所データによると坪単価は100〜130万円ほど
ウッドショックの影響を受けにくいメーカー⑤住友林業
海外事業も引き続き好調
住宅産業研究所データによると坪単価は100万円ほど
住宅の買い時はいつ?
ウッドショックの影響があるうちは住宅購入は控えた方が良いか?という疑問
お気持ちわかります。
「結局いつが住宅の購入ベストタイミングなのか?」
それは
いつも今です。
住宅購入は思い立ったが吉日。
ハウスメーカーで住宅を建築するのであれば、ベストタイミングは「今」です。
ウッドショック真っ只中でも今がベストタイミングな理由
見ての通り右肩上がり
平成20年に一度上がって翌年落ち着いているのはリーマンショックの時期
平成20年のグラフから推測するに令和2.3年では価格が落ちるかと思いきや、
引き続きグラフは右肩上がり
令和4年度も右肩上がりは継続している様子。
昨今は木材に限らず、日用品、燃料費も高騰している事実から考察すると、
ハウスメーカーとは早めに契約するのが吉。
実際の現場でも早く不動産を手にした人が結局、安く物件を手にしますよね。
不動産業界の現状
「いずれ安くなるからそれまで待とう・・・」
「今は高くて購入できない・・・」
上記のような言い訳をしている場合ではありません。
今後もどんどん高くなる不動産の買い時はいつも今です。
いつ買うの今でしょは、営業の煽りのように感じてしまうお気持ちはよくわかりますが、
世界の情勢を見ても、
今回提示したデータを見ても、
今が一番買い時というのがなんとなく理解できますよね。
ウッドショックに負けずに安く住宅を手にいれる方法
- 1日でも早くハウスメーカーを選ぶ
- トータルコストを比較する
- なるべく自分でやる
早くハウスメーカーを選ぶ
ここまで解説してきた通りの鉄則。
ハウスメーカーは契約した時の単価が固定されます。
ハウスメーカーとの契約は少し特殊で「請負契約」スタイル
簡単にいうと
家の形がないものを、打ち合わせを重ねて図面を起こし
建築が進んでいく
先程まで確認を進めてきた通り、
「不動産の価格は右肩上がり」
となると、ハウスメーカーと契約した時と、
ハウスメーカーで家が建築された時の単価は違う
だから
契約した時の単価を基準に建物を建てましょうねスタイル。
つまり
契約は1秒でも早くした方が良い
仮に
「契約した時より打ち合わせを進めている今の方が金額安いじゃん」
なんてことになったら再契約すれば良いだけ。
安く建てたいなら、早くハウスメーカーを決めるべし
トータルコストを比較する
ハウスメーカーでの住宅建築は眼に見える金額が安ければ安いほど良いわけではないことを理解すべし
住宅にかかる費用は大きく3つ
- 住宅ローン
- 光熱費
- メンテナンス費
みんな住宅ローンしか見ないよね
そして
住宅ローンしか見ずに住宅を建築する人は必ず失敗する。
なぜなら、
住宅ローンは最長50年で終わりを迎えるが、光熱費用、メンテナンス費用は一生費用がかかるから。
さらに昨今は電気代も上昇傾向。
建物の性能を高めれば電気代を抑えることができる
メンテナンス費用も同様に、あらかじめメンテナンスのかかりにくい建物を作ることは可能
だから
住宅ローンが安いだけでなく光熱費用、メンテナンス費用を考えたトータルコストが安い住宅を選ぶことが重要。
トータルコストが安い住宅かどうか確認するなら、
なるべく自分でやる
ハウスメーカーで打ち合わせをすると、細かいオプションはどんどんつけてしまいがち。
3,000万の住宅の打ち合わせを進めている時に、5万10万のオプションが小さく見えてしまい、あれもこれもとオプションは追加しがち。
まさに
「家づくりハイ」な状態におちいる
自分でできることは自分でやることが、トータルコストを安く抑えるポイント。
代表例は外構エクステリア工事
ハウスメーカーに依頼するとハウスメーカーの取り分も上乗せされる。
だから
オススメは、建物引渡し後、外構業者を比較検討して依頼すること。
外構業者はネットで一括見積もりが可能。
先々、外構業者に見積もり依頼するときは、一括見積もりサイトを活用すると良いですね。
その他、食洗機などの家電も引渡し後に直接業者とやり取りした方が安かったりするのでぜひお試しください。
構造をいじらない限り、リフォームであれば大抵のことに対応可能です。
まとめ
ウッドショックの今も住宅は買い時
家を建てる気持ちがあるのであれば、少しでも早くハウスメーカーと契約しましょう。
また、
ウッドショックの影響を受けにくいハウスメーカーは売れ行きの好調なハウスメーカー。
だからこそ、
今はローコストで将来に不安を残す家作りよりも
信頼のおけるハウスメーカーでの住宅建築が「吉」
右肩上がりの不動産価格ですが、とにかく安くウッドショックのダメージ最小限に家作りをするなら「今です」
家づくりのスタートは資産の把握
人生において最大の買い物が「住宅購入」
大きな金額が動くからこそ「金額の全体像を把握すること」が重要
お金の不安が尽きないのは向こう35年の未来計画が曖昧だから
ライフプランをお金のプロにお願いすれば様々なデータを活用して、
あなたの向こう35年のお金の動きを「可視化」してくれる
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