家づくり、みんなテキトーすぎ?断熱材の厚みと柱の太さを知らないと「人生詰む」理由

⚠️ 警告:この記事は劇薬です

あなたは今週末、壁紙のサンプルを見て「アイボリーかな?オフホワイトかな?」と3時間悩む予定ですね?

その前に、自分の家の「柱の太さ」を即答できますか?

もし「え、プロに任せてるから大丈夫でしょ」と思ったなら。
残念ながら、あなたは「カモネギ一丁あがり」コースまっしぐらです。

こんにちは。「家づくりはギャンブルじゃない、物理だ」が口癖のブログ管理人です。

多くの人が、一生に一度の買い物を驚くほど「テキトー」に済ませています。
車を買う時はエンジンのスペックを比較するのに、数千万円の家を買う時は「営業マンが優しそうだから」でハンコを押す。

正気ですか?

今日は、ハウスメーカーがあなたに教えたがらない「地味だけど人生を左右する数値(スペック)」の話をします。
これを知らずに契約するのは、目隠しして高速道路を走るようなものです。

📏 柱の太さは「4寸」か?
🧥 断熱材は「厚み」が正義
💡 比較しないと損する

1. 柱の太さ:3.5寸と4寸の「致命的な差」

「柱なんて壁の中に隠れるし、どれも一緒でしょ?」
いいえ、全然違います。

日本の木造住宅には、主に2種類の柱の太さがあります。

  • 🔹 3.5寸(さんてんごすん):105mm角 → 昔ながらの規格。コスト安。
  • 🔸 4寸(よんすん):120mm角 → 頑丈。そして「ある秘密」がある。

たった15mmの差? と思いましたね。
この15mmが、あなたの家の「暖かさ」を決定づけます。

【図解】なぜ「太い柱」が良いのか?

普通の家 (105mm柱)

断熱材 105mm

壁に入る断熱材は
MAX 105mmまで!

賢い家 (120mm柱)

断熱材 120mm

断熱材が約1.2倍入る!
= 家が暖かい!

多くの工法(充填断熱)では、「柱の太さ = 断熱材の厚みの上限」になります。
つまり、柱が細い(105mm)時点で、どんなに高性能な断熱材を使いたくても、物理的に薄いものしか入らないのです。

「うちは標準で105mmです」と言われたら、「あ、このメーカーは断熱よりコスト優先だな」と判断できます。
これを知っているだけで、営業マンを見る目が変わりませんか?

2. 「標準仕様」という言葉の罠

営業マンはよくこう言います。
「我が社は次世代省エネ基準をクリアしています!標準で暖かいですよ!」

これを翻訳するとこうなります。
「法律で許されるギリギリ最低ラインの性能ですが、凍死はしませんよ!」

日本の断熱基準(等級4など)は、世界的に見れば「低レベル」です。
断熱材において重要なのは、ブランド(高性能グラスウール、ウレタンフォームetc)よりも、圧倒的に「厚み」です。

👕
普通の家(断熱材 厚さ90mm程度)
真冬に「ウインドブレーカー1枚」で外に立つ状態。
エアコンを消した瞬間、寒くなる。

🧥
こだわった家(断熱材 厚さ200mm以上 ※付加断熱など)
真冬に「高級ダウンジャケット」を着ている状態。
体温(生活熱)だけでそこそこ暖かい。

「断熱材は何を使っていますか?」ではなく、
「壁と天井の断熱材の『厚み』は何ミリですか? 熱抵抗値はいくつですか?」と聞いてください。
即答できない営業マンは、勉強不足か、隠したいかのどちらかです。

3. みんなの家づくりは意外とテキトー

残念ながら、9割の施主はここまで調べません。
だから、インスタグラムには「#後悔ポイント」というハッシュタグが溢れかえっているのです。

家づくりにおける「テキトー」の代償は、以下のようにあなたの未来を侵食します。

項目 テキトー施主
(お任せコース)
賢い施主
(スペック重視)
打ち合わせ 「壁紙どれにする~?💕」
楽しいけど中身なし
「UA値0.46以下で!」
営業マンと真剣勝負
冬の朝 布団から出られない
結露拭きが日課
Tシャツで起きる
結露?なにそれ?
30年後の資産価値 ほぼゼロ
(省エネ基準不適合)
高く売れる
(長期優良住宅など)

4. 「賢い施主」になるための唯一の裏技

ここまで読んで、「ヤバイ、勉強しなきゃ…でも面倒くさい」と思いましたか?
安心してください。あなたが建築士になる必要はありません。

必要なのは、「複数の会社に同じ条件で提案させて、スペックを横並びにする」ことだけです。

💡 成功者の鉄則:

A社「うちは暖かいですよ」
B社「うちは地震に強いですよ」

このセールストークを信じるのではなく、
「A社の見積もりと間取り」と「B社の見積もりと間取り」を手元に並べて見比べる。
これだけで、どちらが「口だけ」で、どちらが「本物」か一発で分かります。

でも、住宅展示場を回って「柱の太さは?」「断熱材の厚みは?」と聞いて回るのは骨が折れますよね。
営業マンに嫌な顔をされずに、自宅でコーヒーを飲みながら「本音のスペック」を集める方法があります。

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大手ハウスメーカーから地元の優良工務店まで、
あなたの希望に合わせた「間取り」と「資金計画書」を一括作成できます。



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※資料請求したからといって契約の義務はありません。
「断熱材の厚み」を知るための資料として使い倒しましょう。

追伸:

「柱の太さ」や「断熱材の厚み」は、家が完成してからでは二度と変えられません。
100万円のキッチンは後からでも入れ替えられますが、壁の中身は一生モノです。

後悔したくないなら、今だけは「テキトー」をやめて、少しだけ賢くなってください。
未来のあなたが、暖かいリビングで今のあなたに感謝することを願っています。

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